住宅設計は間取りの作成にはじまり、インテリアコーディネートなど住宅に関する多くの内容が含まれます。
自分に合う家の設計を依頼する際、ハウスメーカー、工務店、設計事務所のどこにするかを選ぶことも大切になるのではないでしょうか。
家を建てる時に、まず住宅設計図を作成してもらいます。どのような家にしたいか、住宅設計に関する要望、アイデアなどを伝えていき理想の住空間を考えていきます。
住宅設計の内容は住む人によって多種多様
住宅設計は住む人によって、求めるものが違ってきますよね。
どのような住空間にしたいか、ライフスタイル、家族構成などさまざまな要素が違ってくるからです。住宅設計では、工費、敷地面積などの条件、周辺環境、状況など多くのことが考慮されます。
また、住宅設計では建物に応じ構造上の諸点や設備などを定めていきます。
これに従い、基本設計図が作成されます。次に、施工していく上で必要となる実施設計図が作成されていきます。
基本設計図には間仕切りなど大きなレイアウト、素材決めなど大まかなことを設計していきます。実施設計は施工業者用に詳細な素材の品番や細かな寸法などを記した図面です。
施主と設計会社との打ち合わせでは基本設計を元に設計会社から説明が行われることが多くなっています。
家を建てるまでの長いみちのりについて
住宅設計は一般住宅の場合、注文住宅を建てる時に必要になるものです。
家を建てようと考えた時、家作りの流れは大きく7段階で進みます。
まず、家を建てるために必要な情報を集める。次に、資金計画をたてることが重要ですよね。資金計画まで完成したら家を建てるための土地探しです。家を建てる土地がある場合には必要のないことです。
しかし、土地がない場合は土地を探す必要があります。
土地が見つかったら、土地売買の手続き。
ここまで進んだら、やっと家を建ててもらう会社の選定となります。
家の設計を依頼できるのはハウスメーカー、工務店、設計事務所と大きく分けて3つです。
これらの会社は、それぞれ特徴、得意なこと、費用差などがあります。
どのような家を建てたいかという希望によって自分の家を建ててもらうのに適した会社が異なってくるのではないでしょうか。
しっかりと理想の家を設計してくれる会社を選ぶことが大切になります。
通常、分譲戸建住宅やマンションなどの購入時には売買契約前に重要事項説明が必要になります。
重要事項説明では物件の購入にあたり、最終的な判断をする際の大切なものとなるからです。
しかし、注文住宅の場合は建物の工事請負契約書となります。
この工事請負契約書には工事内容、引渡時期、請負代金の金額、支払方法、履行延滞違約金など大切なことが記載されています。しっかりと内容を確認することによって、トラブルなどがなくなるでしょう。
住宅設計を進めていくことについて
住宅設計の依頼先が決まって住宅設計を進める際、基本設計と実施設計が作成されます。
基本設計と実施設計とは何が違うのだろうと疑問に感じませんか。
基本設計は住宅のレイアウトや間仕切り、どの部屋にどのような素材を使用するのかなどを示した設計図。住宅設計の説明を進めていく時には、基本設計を使用して住宅の詳細について説明が行われます。
実施設計では、住宅の施工業者用に住宅の寸法や素材などの品番について詳細な情報が記載された図面となります。
具体的には、実施設計通りに工事を進めていくことで現場ができるほど詳細内容が書かれたものとなります。
住宅設計では設計を依頼する会社によって、必要な費用、住宅の自由度、設計内容などさまざまなことが異なってきます。
家を建てる時に一番重要なのは、その家での生活を想像することではないでしょうか。
また、設計士に具体的な生活のイメージ、ライフスタイルなどを説明し情報を共有していくことで暮らしやすい家になるでしょう。