住宅は人生で最も高価な買い物と言われているので、こだわりたい部分はこだわり理想的な家を完成させたいものです。
ただ、すべてが整っているとコストがかかります。
予算と性能、構造、デザインなどバランスを考慮し、住みやすい住宅を目指しましょう。
また、完成後実際に暮らしてから後悔する失敗例もあります。事前に注意点を身につけ対策しておきましょう。
1.住宅設計で必要なことがある
住宅設計で必要なことが何点かあります。まず初期段階で決めるのが予算です。
どれくらいかけられるのか、大まかな費用を決めておきましょう。
そのためには部分的、全体的にかかる費用を知っておかなければなりません。
気がついたら予算が大幅にオーバーしていた…とならないように、事前にある程度の勉強をしておくのが良いでしょう。
業者が決まったら、最初に予算を伝えることになります。
この時、結果的に予算がオーバーするパターンも多いので、予定より少し少なめに言うのがおすすめです。
形態制限も住宅設計で必要なことの1つです。敷地面積内に建築する建物の規模は制限があり、
ギリギリに設計すると後々設置したい、
レイアウトを変えたいと思うようになった時に自由にできないこともあるので注意しましょう。
動線と間取りの配置も住宅設計をする上で必要なことです。
家族全員が集まり、過ごすリビングを中心に動線を考えましょう。
玄関から入って手を洗いリビングに流れる、手洗いキッチンで買い物をした食材を閉まってリビングに流れる、
というようにいくつかのパターンを想定すると決めやすくなります。
2.階段の位置
階段の位置決めも住宅設計で必要なことです。
多くは玄関ホール、リビングですが、廊下に設置するという方法もあります。
階段を使うのは2階で多くの時間を過ごす人です。
その人の意見を尊重し、階段の位置を選定しましょう。
また、階段は建築基準に沿って設計されます。
形状や長さは思い描いていた通りにならない場合もあるので、希望があれば早めに相談しておきましょう。
屋根も住宅設計で重要なポイントになります。
雨漏りを考慮し安心して暮らせる形状やサイズを提案をしましょう。
複雑なかたちほど雨が侵入しやすくなり、シンプルなほど雨漏りしにくくなります。
また、地震など災害時の考慮も忘れてはなりません。
崩壊することがないように、強度が高く安全性に配慮した屋根を選びましょう。
3.トイレの位置も住宅設計で必要なこと
住宅設計で必要なことの1つに、トイレの位置があります。
トイレは水回りなので、多くはキッチンや浴室の近くがベストです。
ただ、お客さんを迎えた時にリビングから遠い場所にあると不便な思いをさせ、
その間に部屋があるとプライバシーの面でも気になってしまいます。
できるだけリビングの近くに置くことを考慮しましょう。
また、玄関の近くにトイレがあると、配達や訪問客がいる場合気まずい思いをすることになります。
それを想定し、玄関の近くは避けるのが良いです。
外構のデザインも住宅設計で必要なことの1つで、
外壁や屋根のドアと合っていないと落ち着かない印象を与えてしまいます。
屋根と外壁、ドアや窓のデザインを考慮したカラーやデザインを選定しましょう。
車を頻繁に使用する場合は、雨や雪など悪天候を踏まえて設計しなければなりません。
駐車スペースと玄関までの動線を考慮しましょう。
家を建てる際住宅設計で必要なことがいくつかあります。
どちらも長く快適に暮らすために怠れないので、わきまえておきましょう。
住宅設計が優れていれば、住みやすくストレスを感じにくい空間が完成します。
予算やデザイン、性能のバランスを考えながら優良な住宅を完成させましょう。