リノベーションマンションの資産価値に影響する3つのポイントとは
リノベーションしたマンションの資産価値はどうなるのか、将来売却した場合の価格は気になるものですよね。
いずれ売却する可能性があるなら、資産価値の変動についてきちんと理解しておくべきでしょう。
そこでリノベーションマンションの資産価値について解説します。
築年数が資産価値に影響する
人が住まいとなる物件を購入する際、築年数は必ず気にしますよね。
特に日本人は新築物件にこだわる傾向が強いため、
建ってから何年も経過している物件はどうしても資産価値が下がりやすいです。
リノベーションマンションの場合、大体築20年程が境目だといわれています。
大体築20年程を超えると資産価値が下がりやすく、売却しても大した価格にならないのです。
ですが平成後期から令和にかけてリノベーションブームが到来していることもあり、
約築20年程で資産価値が必ず下がると一概にはいえません。
リノベーションしていることがそれほどマイナスにならない場合もありますし、
むしろプラスにとらえられることすらあります。
ですから約築20年程をオーバーしているからといって、
リノベーションマンションの資産価値が必ず下がるとは限らないです。
このことからわかるように、中古住宅の価値は年々見直されています。
どの地域にあるのかが重要
リノベーションマンションの資産価値を左右する要素の1つに地域性があります。
リノベーションしているかどうかより、どの地域にあるのかが資産価値に深く関係します。
一般的に人は便利な地域に住もうとしますから、
何でも揃っていて住みやすい地域のリノベーションマンションなら資産価値は下がりにくいです。
たとえば大都市圏に近い地域で通勤しやすかったり、近所の商業施設が充実していて買い物しやすかったりなどです。
近年住みやすい街として定着している地域にあるリノベーションマンションなら、
資産価値が一定の価格をキープしやすいです。
ただ便利な地域にある物件は、購入する時の価格が平均的に高いです。
ですので便利な地域の物件であるにもかかわらず購入する時の価格はそれほど高くない、
穴物件のマンションが狙い目です。
それならリノベーションしても資産価値が下がりにくいため、将来的に満足のいく価格で売却できる可能性が高いです。
住宅としての機能が充実している
リノベーションマンションは、住宅としての機能が非常に重要視されます。
さまざまな機能が備わっているリノベーションマンションなら、資産価値はそう簡単に下がりません。
たとえば換気システムや床暖房や断熱材などを取り入れていたり、
浴室やトイレの設備が整っていて使いやすかったりなどです。
客観的にみて住みやすいかどうかは、やはり資産価値に関係します。
住みやすければ買い手に「良い物件だ」と感じてもらいやすくなりますから、
資産価値が高いままでなかなか下がらないです。
住宅としての機能が充実していれば住みやすいので自分にとっても大きなメリットがありますし、
資産価値が下がらなければ売却価格にも満足しやすいです。
売却する時に強調できるような要素が備わっていれば、買い手にアピールできるのは間違いありません。
高機能のリノベーションマンションは、買い手から注目されやすいです。
将来売却することを見据えるなら、住宅としての機能を充実させたほうが資産価値を高いままに保ちやすいです。
まとめ
いったいどのようなポイントがリノベーションマンションの資産価値に影響するのかを、主に3点挙げて解説しました。
重要なのは、築年数・地域・住宅としての機能の3点です。
これらが買い手にとって魅力的なら、たとえリノベーションマンションでも資産価値は下がりにくくなります。
リノベーションマンションの資産価値が気になる人はよく覚えておきましょう。
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